主にRCの下部構造並びに基礎構造の設計業務を担います。
基本的な業務の流れは、下記の1~10になります。
1.受注・打合せ
全体一般図や予備設計資料などの既存資料を基に設計条件の確認を行います。
2.概略検討
下部工形式を検討し決定します。
また基礎工については、施工条件に応じて、杭種杭径比較を実施し基礎工形式を決定します。
想定される問題点や課題を抽出し、各種の検討を実施します。
3.設計方針の協議・決定
依頼主と協議を重ねた上で設計方針を決定します。
4.詳細設計
構造細部の計算を実施します。
必要に応じて、動的解析を実施し収束計算を図ります。
5.線形計算
上部工より線形計算を受領し、下部工座標計算を実施します。
6.図面作成
詳細設計で決定した部材をCADを利用して図化します。
図化の際には、施工性、上部工との取り合いなどにも配慮します。
7.数量計算
図面を基に各種基準に準じた数量を計算します。
8.照査、修正
線形、設計、図面、数量の妥当性、整合性をチェックします。
照査は、赤黄チェックを基本とし、不適合箇所があれば修正します。
9.成果まとめ
図面・計算書、オリジナルデータ、チェックシートを整理し、取りまとめます。
10.納品
電子データで成果を納品します。